下重暁子は夫と卒婚状態!?子供や若い頃画像、野際陽子との関係は!?

こんにちは、やーまんです。元NHKの人気アナウンサーで「家族という病」や「極上の孤独」といったベストセラー作品の著者・下重暁子さん。元軍人の父親と専業主婦で娘を溺愛していた母親に反発し、男社会の中で闘いながら「家族は暮らしを共にする他人」と公言し家族の価値を否定。「孤独ほど、贅沢で愉快なものはない。」などと独自の視点で展開される持論は目からウロコの数々。そんな下重さんに長年連れ添ったご主人がいらっしゃいますが、夫婦関係や家族のあり方はどのようなものなのでしょう。若い頃も気になります。
プロフィール
下重暁子(しもじゅう あきこ)
生年月日 1936年5月29日(83歳) 出身地 栃木県宇都宮市 出身校 早稲田大学教育学部国語文学科 職業 作家・評論家・エッセイスト |
1959年、早稲田大学卒業後NHKに入局。
名古屋勤務を経て東京に戻り、人気アナウンサーとして活躍。
1968年、フリーへ転身。
キャスター経験を経て作家の道へ。
これまでに執筆した作品は多数。
日本社会にある家族の価値観を否定し、「家族ほどしんどいものはない」「”家族はすばらしい”は欺瞞である」などと綴った著書『家族という病気』(2015)は63万部を超えるベストセラーに。
他にも『持たない暮らし』(2008・2014)
『孤独の作法』(2009)
など女性の凛とした生き方、個人としてどう生きていくかを提唱した作品が多い。
近年も『極上の孤独』(2018)『年齢は捨てなさい』(2019)などのベストセラー作品を生み出している。
しかし独自目線が強いからか、社会を批判する傾向があるからか、その提唱には常に賛否両論が巻き起こっている。
夫と卒婚状態!?
卒婚とは
結婚という形を維持しながらも、夫と妻が互いに干渉せず、それぞれの人生を自由に歩んでいくという夫婦関係。(コトバンクより)
離婚や仮面夫婦以外の選択肢として、結婚を卒業する=卒婚という言葉が生まれ、芸能人では清水アキラさんや加山雄三さんが実践していることを公表しています。
例えば定年後や子どもが巣立った後に夫は地元の田舎へ戻って生活し、妻は都会でこれまで通りの生活を送りながら定期的に会う、といったようなライフスタイル。
大体奥様の方から申し出ることが多く、理由は「一人の人間として、干渉されずに趣味や友人との時間を楽しみたい」というものが多い様子。
お互いの時間を確保することでほど良い夫婦の距離感が楽しめると何年か前から注目されています。
必ずしも別居、という形にこだわらず、中には同居しながら”卒婚している”という夫婦もいるとか。
下重暁子さんは、3歳年下のテレビマンと結婚し、結婚生活は47年。
結婚式はせずにお知らせのみだったといいます。
「家族は他人」と言い切る下重さんが旦那様との結婚を決めた理由の一つは「彼が料理をする姿を見て生活の大切さに気付いたから」
型にはまった夫婦に興味のなかった下重さんは、当時珍しかった男性が台所に立って料理をする姿を見て結婚に踏み切ったようです。
テレビマンとキャスターの夫婦はお互い忙しくてすれ違いが多く、一緒に過ごす時間も短かったとか。
それでも互いに干渉しない主義だったので苦ではなく、会った時に会話が弾んで新鮮だったといいます。
そしてこのご夫婦、結婚以来ずっと一緒だった寝室を70代の頃から別々にしたそうです。
「どうせ死ぬ時はひとりなので、ひとりの時間に慣れようと思いました。
また、相手がいなくなった時どう暮らすか、自分はどう死を迎えたいかなどもふまえた心の準備もし、暮らしの面でも自立する必要を感じたのです。」(ポストセブンより)
生活の一部を切り取ってみると”卒婚”と同じ状態の様ですが、結婚当初から個々の時間を大切にしてきたこのご夫婦にはちょっと当てはまらないようにも思いますね。
下重さんは元々ご主人を「夫だと思ったことはない。」と言っていますし、死ぬ前には事実婚に戻して「下重暁子」として死にたいと話されているようです。
しかし下重さんご夫婦は一緒に旅行することも多く、夫婦関係は至って良好。
結局、夫婦だからといって、いつも一緒に行動することに縛られる必要はないのです。お互いに「個」に戻れば、ふたたび相手を尊重しなおすこともできるでしょう。
(週刊現代より)
「個」の時間があるからこそ相手との時間を楽しめる。
若い頃からのぶれない考え方が成功しているのは、やはりご主人の理解あってこそですね。
下重さんの世代でこういった考え方に賛同し、実行できる男性ってとても少ないと思います。
希少な人物を見つけ出した目利きがすごい。
子どもは!?
下重さんご夫婦に子どもはいません。
夫婦で話し合い「子どもは作らない」ということを選択したそうです。
自分が母親に期待され過ぎて育ったために、子どもや夫に期待はしたくなかったのだとか。
暮らし方はその時の状況に合わせてふたりで選択すればよいのであって、他の夫婦と比べたり世間体を気にしたりする必要はない(ポストセブンより)
とのこと。まあ、そりゃそうだ。
「私は常々、『親は子どもに財産は残さず、使い切ってしまうのがいい』と言っています。子どもにも小さなころから、『自分の生活は自分でおやりなさい』と、はっきり伝えておくべきです」
(女性自身より)
子どもは子ども。親は親。互いに依存せず、各々自立した生活を送りなさいということでしょう。
わかる気もする。でも難しい。
若い頃画像は!?
高いアナウンス技術と美貌で人気アナウンサーだったNHK時代がこちら。
【左:野際陽子さん 右:下重暁子さん】
出典:yahoo
可愛い!!美人!!!
軍人の父親と、良家の生まれであった母親のもとに生まれた下重さん。
しかし自身が小学3年生の時に日本が敗戦。
父親は軍人の職を失ってから”絵描きになりたい”という夢を貫かず、慣れない事業に手を出しては失敗を繰り返していたといいます。
また母親は頭脳明晰で能力があるにも関わらず、専業主婦を貫き「娘命」で生きていた方。
”自分”としての人生を選択してこなかった両親に反発し、自力で生きていくためにアナウンサーの道を選んだ下重さん。
入局したNHKアナウンス室で出会ったのが、1年先輩にあたる野際陽子さんでした。
野際陽子との関係は!?
元NHKアナウンサーで、退社後は女優として数多くの作品に出演された野際陽子さん。
2017年6月に亡くなられた野際さんは誰もが知る大女優ですが、元NHKのアナウンサーだったとは。
下重さんはNHKアナウンサーとして野際さんの1年後輩にあたり、名古屋勤務時代は”荒田寮”という寮で隣同士の部屋だったとか。
「のんちゃん」「あこちゃん」と呼び合う仲で、酒豪な二人は毎晩のように飲み歩き「荒田のオロチ」とあだ名を付けられていたそうです。
しかし「仕事には絶対影響させてはいけない」という野際さんの教えで、お酒のせいで仕事に影響を与えたことは一度もないといいます。
NHKの先輩後輩といえど、とても仲が良かったようですね。
野際さんは女優転身後もフランスへ留学するなど、華麗な人生を歩んでこられた方。
俳優・千葉真一さんの元奥様でもあります。
しかし内面は姉御肌で堅実家。
下重さんは「彼女のようにはなれないと思ったし、自分らしさとは何か、働き方も考えさせられました。」
と野際さんの存在が大きかったことを話しています。
1つ上にそのような先輩がいたら、刺激になることが多かったでしょうね。
まとめ
下重さんの発言は過激でしばしば炎上しているようですが、この方たちが現在の女性社会を切り開いてきたことは間違いない。
「子どもを作るか作らないかは選択肢の一つ」とか「夫婦は他人」といった考え方は現在かなり広がってきていると思いますし、それで良好な夫婦関係が成り立って幸せなら全然問題ないんですよね。
私は授かれるなら子どもが欲しいという考えなので、最初から子どもを作らないという選択は理解できませんが、色々な家族の在り方がありますね。
それにしても80歳を超えて尚現役バリバリな感じ。
若さと元気の秘訣を知りたいなぁと思っていたら、今年(2019年)出版されたのが『年齢は捨てなさい』
みんなこうして術にハマっていくのだな。
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