濱田真由(テコンドー)の父・母・兄弟は!?病気、借金を乗り越え世界一に!
こんにちは、やーまんです。
日本ではマイナースポーツといわれる「テコンドー」
史上最年少の17歳で「テコンドー」のオリンピック日本代表となり、2021年東京五輪で3度目のオリンピック出場を果たす濱田真由さん。
世界一にも輝いた実力者でありながら、その道のりは苦難の連続だったようです。
濱田真由さんの選手生活を支え続けたご家族はどんな方達なのでしょう。
プロフィール
濱田真由(はまだ まゆ)
生年月日 1994年1月31日(27歳) 出身 佐賀県佐賀市川副町 出身校 佐賀県立高志館高等学校 身長 174cm 体重 58kg 所属 ミキハウス マネジメント契約 スポーツビズ |
濱田真由の父親・母親はどんな人?
濱田真由さんの父・濱田康二(やすじ)さん(53)
誰よりも真由さんの才能を信じ、応援し続けてきた方。
子どもがテコンドーの道場に通い始めると自宅のリビングにサンドバッグなどを設置。
毎日のように練習に付き合っていたといいます。
自身が病気を患った時でも、手術痕の傷の痛みに耐えながら練習に付き合い、蹴りを受けていたそうです。
さらに病気の為に仕事を失い、一家の収入が激減。
真由さんは家計を助けるため中学卒業後はテコンドーを諦めて競艇学校へ進む道を考えますが、
康二さんは娘に何とかチャンスを作ってあげたいと東京の大会への参加を支援。
そこで出会った元全日本王者で同郷の古賀剛氏の指導を受けさせるため、真由さんを東京へ行かせたり、
試合の映像を送って電話で教えを乞うなど猛アプローチ。
その甲斐あって真由さんは佐賀県に戻り道場を開いた古賀氏と練習ができるようになり、オリンピック選手にまで成長することができたのです。
娘の為に人生のすべてを捧げてきた父。
そんな父子の姿を見守っていた母・敦子さん(55)はおおらかで心の広い方。
テコンドーという格闘競技で怪我が絶えなくても、遠征や国際試合でお金がかかっても、
「危ない」「やめて」と言ったことは無いそうです。
「夢や希望を持って一つのことを続けている子どもたちを見ているだけでおもしろい」のだとか。
康二さんが病気で入院中は特に生活が苦しく、子どもたちを食べさせるだけで精一杯だったといいますが、
テコンドーを辞めさせるという選択肢は無かったようです。
しかも濱田家の子どもは3人!
3人ともテコンドー習ってます!
すごいとしか言えないです。
教育熱心なお父様と器の大きいお母様。
そんなご両親に育てられた濱田真由さんは「強靭なメンタル」を持ち、心身のバランスさの良が優れているといいます。
強い精神力は親譲り。
濱田真由の兄弟は?
濱田真由さんは3兄弟の真ん中っ子で、兄と弟がいます。
左から兄、真由さん、弟
出典:https://number.bunshun.jp/
実は濱田家は日本テコンドー界期待の三兄弟と言われていたのです。
1歳上の兄、康弘(やすひろ)さんは、母親のすすめで4歳の時にテコンドーを始めました。
埼玉大学出身で、全日本7年連続優勝を果たし、世界選手権出場もしている実力者。
2021年3月の全日本選手権では東京五輪代表の鈴木リカルド選手を決勝で下し、優勝しています。
現在はベンチャーバンク所属。
そして1歳下の弟、一誓(いっせい)さんも全日本選手権優勝経験を持ちます。
所属先は古賀道場。
2017年時点では3兄弟揃って実家暮らしをしていて、3兄弟そろって世界選手権出場を達成していました。
幼い頃から切磋琢磨し、自宅でもトレーニングを行い、世界を目指してきた3兄弟。
オリンピック出場の夢を果たしたのは真由さんだけですが、兄弟の存在は大きかったのではないでしょうか。
3人年子なんですね。
お母様すごいです。
父親の病気、借金を乗り越え世界一に!
今や日本を代表する濱田3兄弟ですが、一時は食べるものに困るほど生活が困窮に追い込まれていました。
理由は父・康二さんの肺がん。
3兄弟が小学生の時に肺がんを患い、手術や治療のために仕事を辞めざるを得なくなったことで収入が激減。
特に苦しい時は毎日の食事がおかゆになるなど生活は逼迫していたといいます。
小学生時代から才能を開花させ、年代別で日本1位になるなど注目されていた濱田真由選手は、
韓国留学への誘いを受けたこともあるそうです。
しかし年間300万円以上もの費用がかかる留学は、濱田家には厳しく断念。
子どもたちが成長し、強くなるにつれて膨らむ遠征費や国際大会の費用は保険を解約し、借金を重ねて工面したそうです。
そのような家計状況を知っていた真由さんは、中学卒業後は家計を助けるために競艇学校への入学を考えたといいます。
けれど、それを知った康二さんは「子どものオリンピック出場の夢が絶たれてしまう」と20万円の借金をして、
真由さんを東京で行われた世界ジュニア選手権の代表選考会に連れて行くことを決意。
真由さん自身は区切りを付けるつもりで出場したという大会ですが、そこで現在のコーチ・元全日本王者の古賀剛さんに出会いました。
大会では勝てなかったものの、真由さんの才能を見抜いた古賀さんは「このまま辞めさせるのはもったいない」と声をかけ、
前述したようにお父様の猛アプローチの甲斐あって、古賀道場で世界と戦うための指導を受けられるようになったのです。
(猛アプローチの中には再び東京へ行くために、再度借金をする、という過程も含まれています)
そして2015年の世界選手権で日本人初優勝。
スポンサーがつき、家族のために新居を購入できるほどになったといいます。
濱田真由の股関節の怪我と手術はどうなった?
金メダルを期待されて挑んだ2016年のリオ五輪は準々決勝で敗退。
3度目の五輪出場をかけて、濱田さんは2019年2月に股関節の手術に踏み切っていました。
長年股関節の痛みと闘い、リハビリを行いながら試合に臨んでいたといいますが、
とうとう得意技が出せないほどに。
オリンピック出場に間に合うギリギリのタイミングで、股関節の関節唇をくっつける手術を行ったそうです。
術後はリハビリから開始し、2020年2月の五輪代表選考会では何とか優勝したものの、本調子からは遠いもの。
昨年は地元佐賀にて基礎トレーニングから再開するも、代表合宿では練習メニューの半分ほどしか参加できなかったといいます。
防具を着けて実践練習をやれるようになったのは今年の4月頃。
しかし慎重にリハビリとトレーニングを続けたおかげで調子は万全の様子。
2021年6月は、「故障から完全復活し、長い手足を生かした得意の蹴りで悲願の金メダル獲得を目指す。」
と報じられていました。
経歴
兄の影響で小学1年生からテコンドーを始める。
高校在学中の2010年3月、世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。
2012年4月、ベストアメニティ入社。社員として働きながら競技生活を送る。
同年、ロンドン五輪5位入賞。
2014年徳山大学経済学部に入学。※
2015年、世界選手権にて日本人初優勝。
プロへ転向するため、ベストアメニティを退社。
ミキハウス所属となる。
2016年、リオ五輪準々決勝敗退。
2019年2月、股関節手術のため活動休止。
2020年2月、東京五輪代表選考会で優勝し、代表切符を獲得。
※2014年に入学した徳山大学を卒業したという情報はなく、
所属しているマネジメント事務所「スポーツビズ」の公式プロフィールの出身校は「高志館高校」となっています。
「中退」という情報もないので、まだ在学中のようです。
まとめ
・濱田真由さんの父、濱田康二(やすじ)さんは娘のオリンピック出場という夢を叶えるために借金をして遠征や国際大会への費用を工面し、
古賀監督との関係も築き上げた。子どもたちの為に人生の全てを捧げた人。
・母、敦子さんは生活が苦しくてもテコンドーを続けることに賛成し、協力者であり続けた。
おおらかで器の大きな人。
・兄も弟もテコンドー選手。世界選手権出場経験もある実力者だが、五輪出場は叶わなかった。
家族の期待を一身に背負っている濱田真由さんですが、今度は気負わず、自分のためにベストを尽くしてほしいです。
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