こんにちは、やーまんです。いよい今週末は衆議院選挙。北海道11区からは元アナウンサーの石川香織氏が立件民主党から出馬することが決まっていて、自民党中川郁子氏と「女性同士の一騎打ち」だと注目が高まっています。しかしそもそも出馬するはずだったのは夫だとか。元女子アナとして華々しい生活を送っていたかに見える石川香織氏ですが、実は苦労人!?

プロフィール

---

石川香織（いしかわ　かおり）

旧姓　　　　阪中香織（さかなか　かおり）

生年月日　　1984年5月10日（33歳）

出身地　　　神奈川県横浜市

出身校　　　聖心女子大学文学部哲学科

学生時代『みんなが出るテレビ』（テレビ神奈川）のリポーターや『News Access』（BS朝日）のキャスターを経験していた石川氏。

2007年4月に日本BS放送（BS11）に入社します。

当初は総合職として勤務していましたが、同年12月からアナウンス業務も担うように。

報道・バラエティ・ショッピング番組など多岐にわたるジャンルで活躍していたそうです。

出典：yahoo.co.jp

しかし2009年、当時会社経営をしていた父親が偽計取引容疑で逮捕されたことにより、担当していた番組を降板。

2009年11月にアナウンサー職に復帰しますが、2011年、現夫の石川知裕氏との結婚を期にBS11を退社。

以降は石川氏の選挙区である北海道帯広市に移住していました。

父親と恋人が逮捕！

---

香織氏の父親は阪中彰夫（さかなか　あきお）氏。

野村証券、外資系証券時代の経験を活かし投資コンサルタント会社を立ち上げた実業家で投資家です。

章夫氏はペイントハウス社が2005年に実施した増資をめぐる問題で、2009年6月東京地検特捜部に偽計取引容疑で逮捕されていました。

章夫氏は2007年11月の時点で強制捜査を受けているのですが、この情報は報道機関でもあるBS11にも伝わっており、父親の逮捕前に香織氏はすでに番組降板を余儀なくされていました。

一旦はBS11公式ホームページのプロフィールも削除された香織氏ですが、2009年11月にアナウンサー職に復帰。

以降報道番組に出演するようになります。

それから間もなくして知り合ったのが、当時民主党衆議院議員だった石川知裕（いしかわ　ともひろ）氏（44歳）

出典：tokachi-ishikawa.com

2人はマスコミ関係者との会合で知り合い、すぐに意気投合し交際に発展。

しかし順調な交際中に事件が起こります。

それが「陸山会事件」です。

小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」が東京都世田谷区の土地を購入した際、小沢氏が出した4億円の経理処理をめぐり、政治資金収支報告書に嘘の記載をしたとされる事件。

2009年に市民団体から政治資金規正法違反で告発されたため、刑事事件に発展。

2010年、東京地検特捜部によって小沢氏の秘書3人が起訴されました。

この秘書3人の中の1人が石川知裕氏だったのです。

石川氏はこの事件の第一審判決で有罪判決を受けます。

当時報道番組を担当していた香織氏は、自身の恋人のニュースを読まなければならず、「平成を装うのに必死だった」とか。

この事件をきっかけに石川氏は民主党を離党。

しかしこれで2人の関係が終わることはなく、むしろ

「陸山会事件の裁判で一番つらい時期を支えてくれたのが彼女。当初から、結婚を前提にお付き合いさせていただいています。」

と2人の仲は深まったようです。

そうして2011年10月3日に入籍。

翌年結婚披露パーティーを行っています。

出典：kaminogesanpo.at.webry.info

結婚を機に香織氏はBS11を退社。

石川氏の地元であり選挙区でもある北海道に移り住み、ご主人を支えながら2人の子どもを出産しました。

夫の現在は!?

---

裁判の第一審で有罪判決が出たものの、知裕氏は「不当な判決だ」と無罪を訴えていました。

そんな中での結婚。

2人は「無罪判決」を信じ、香織氏は相当な覚悟を持って結婚を決意したのではないでしょうか。

「陸山会事件」で民主党を離党した石川知裕氏は2011年12月、大地・真民主党（当時）に入党。

2012年の衆議院選挙では北海道11区で復活当選を果たします。

しかし2013年、「陸山会事件」の控訴審でも有罪。

知裕氏は議員を辞職し、党も離党。

最高裁へ上告し無罪の主張を続けましたが、2014年最高裁判所は上告を棄却し、有罪が確定。

禁固二年執行猶予三年の刑が言い渡されました。

これにより知裕氏は公民権（選挙権・被選挙権）が停止され、選挙に立候補することも、投票することもできない状態となっていたのです。

で、その公民権停止が解除になるのが2017年10月24日。

2013年に当時所属していた党を離党した知裕氏は、翌年法政大学大学院政治学研究科の院生となり、2015年には民主党（後の民進党）に復党していました。

大学院は2016年に修了。

本来ならば10月24日に公民権停止が解除された後、衆議院選挙に出馬する意欲満々だった知裕氏。

しかし安倍首相の突然の衆議院解散発表により、予定が大きく崩れてしまったのです。

衆議院選挙の公示は10月10日。投開票は22日に。

つまりギリギリ公民権停止解除が間に合わない！！！

あと2週間解散が遅ければ・・・

と思ったことでしょう。

そんな経緯で出馬できない夫に代わり、香織氏が立憲民主党から出馬することになったのです。

で、知裕氏は現在、香織氏に代わって家事・育児をこなしながら妻を支える主夫の役割を担っているとか。

音更町のHapio駐車場で
石川香織さんの演説が始まった。
旦那さんの石川知裕さんと
息子さんたちが応援にきてた。#選挙#石川香織#石川知裕 pic.twitter.com/OBMtKLhIir

— Miiiiiiika (@Mika_sa10) 2017年10月16日

すっかり一般人。パパの顔ですね。

選択的夫婦別姓制度導入に賛成の考えを示している知裕氏はこうなった今、奥様の香織氏を全力でサポートしているようです。

それにしてもお嬢様として育ち、アナウンサーとしても評価されながらその地位をあっさり捨てて波乱の中にあるご主人について行った思い切り。

いざとなれば自分が表舞台に立つ度胸。

香織氏かっこいいです。

子どもは!?

---

香織氏は２人の子どもを持つ母親。

３歳の男の子と１歳の女の子がいます。

今が一番かわいい盛りではないでしょうか。

子育ては旦那に任せて選挙に全力投球かと思いきや、帯広市内の選挙事務所内にキッズスペースを設置したようです。

帯広市内の選挙事務所内には、積み木などオモチャが置かれたスペースで子供たちがワイワイと遊ぶ。

「スタッフの皆さんのお子さんもいます」。

香織氏はぐずる自身の長男（３）を抱きかかえて笑顔を見せた。

（Yahoo!ニュースより）

これぞワーキングママの鏡！

まだ幼い子どもとの時間もできる限り確保しつつ、仕事も両立。

ワーキングママらしく、子育て環境の充実や地域活性化などを掲げるそうです。

まとめ

---

父親の逮捕や当時恋人だった夫の逮捕。

恋人の逮捕ニュースを読み上げ、後に結婚し都会から北海道へついて行った香織氏。

かなり肝は据わっていそう。

またご主人と子ども達と、家族が一丸となって選挙戦を戦おうとする姿はかなり好印象になりそうです。

余談ですが、対抗馬とされる自民党の中川郁子氏は妻子ある議員との路上キスを撮られた過去があるそうなので、何とも対極的な２人の戦いになりそうですね。

今回の衆議院選挙では、小池氏が希望の党から女性刺客を送り込んだとしてこの方も話題になっていました。

→吉羽美華の離婚理由はDV!?元夫や子供、政治家としての評判は!?