羽田空港の新津春子、世界一の秘密!プロフィールや経歴、旦那は!?
こんにちは。やーまんです。
2013年、14年、16年、羽田空港が「世界一清潔な空港」に選ばれました。
その影の立役者が羽田空港清掃員リーダーの新津春子さん。
パッと見どこにでもいそうな普通の女性なのですが、彼女の仕事への姿勢が凄いんです。
”掃除の神様”とまで呼ばれる清掃のプロはどのようにして出来上がったのでしょう。
旦那や子どもはいるのでしょうか。
プロフィール
新津春子(にいつ はるこ)
1970年生まれ(46歳)
出身地 中国・瀋陽(しんよう)
父親は第二次世界大戦の時、旧満州に取り残された日本人残留孤児。母親は中国人。
日本空港テクノ株式会社勤務
ビルクリーニング技能士・職業訓練指導員
羽田空港内で唯一「環境マイスター」の称号を持つ
経歴
1987年、17歳の時一家で日本へ。
高校に通いながら清掃員としてアルバイトを始め、家計を助ける。
高校卒業後、音響機器メーカーに就職。
清掃のアルバイトはそのまま続け、仕事後や休日は清掃員として働いていた。
「新しいことを学びたい」と、清掃の専門学校に通い、知識と新しい技術を身に着ける。
1993年、23歳の時羽田空港の清掃員として働き始める。
全国ビルクリーニング技能競技会にて最年少で日本一に輝く。
なぜ清掃員を選んだのか
17歳で日本に来たとき、当時の中国は日本より50年近く遅れていたため目に入るもの全てに感動し、未来を夢見たという新津さん。
一家は日本語が話せなかったためすぐには定職が見つからず、生活はかなり苦しかったそうです。
家族で力を合わせて生活費を稼ぐため、新津さんは清掃のアルバイトを始めます。
何故清掃員を選んだのか。答えはシンプルでした。
言葉がわからないから。でも言葉がわからなくても清掃はできるから。
新津さんは”新しいことを学ぶことが好き”なのだそう。
私は新しく学ぶことがでてくると「また覚えなきゃダメ!?」とうんざりしてしまいますが、新津さんはワクワクするんですって。
一言で清掃といっても時代によって建物の材質やそれに合う洗剤も変化するわけで。常に新しい知識をいれていないとダメみたいです。
清掃員という仕事は新しことを学び続けることができる仕事のようです。
常に向上心があるんですね。
運命を変える出会い
羽田空港で働くことになったきっかけは、通っていた専門学校の講師に当時課長だった鈴木常務がいたから。
空港の仕事と聞いて日本へ来た時のワクワク感を思い出し、空港は他の建物と明らかに違うので新しいことを勉強できると思ったのです。(日刊スゴイ人より)
23歳の時に羽田空港の清掃員として働き始め、講師から上司となった鈴木さんの熱血指導を受けるうち、「自分にはこの仕事しかない」「この仕事を極めたい」と思うようになったそうです。
清掃技術には自信があるのに「もっと心をこめなさい」と指導され、褒めてくれない上司。
1位になれると自信をもって受けた”全国ビルクリーニング技能競技会”の予選会で2位となり落ち込んでいた時、鈴木さんから言われた一言。
「心に余裕が無いと言い掃除ができないよ。」
この言葉で新津さんは技術だけでなくその場の人に気を配る姿勢が大切だと気づいたそう。
そして最年少にして見事日本一に輝き、初めて恩師鈴木さんからおほめの言葉をいただいたそうです。
鈴木さんとの出会いがあって、今の彼女があるのです。
新津さんの記事に必ず出てくる言葉がありました。「心をこめて」
彼女の原点なんですね。
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羽田空港「世界一清潔」の秘密
私、ついこの間初めて羽田空港に行って「ああ、羽田空港って新しいから綺麗なんだ。」なんてぼんやり思ったのですが。
1日に何万人もの人が出入りしている空間が、ただ新しいだけで綺麗に見えるわけないですよね。
ぼんやりながらも「綺麗だな」と思ったのは空港に清潔感があったから。だと今気づきました。
羽田空港は国内線2つのターミナルと国際線のターミナルがあり、3つのターミナルの面積を合わせると東京ドーム17個分。
その巨大空間を清掃するスタッフは700人を超えるそうです。
その清掃スタッフを指導する立場として自らも現場に立っているのが新津さん。
効率良い清掃の方法やチェック体制などのマニュアルを作り、清潔を維持するための羽田空港ならではのシステムを構築したそうです。
特に気を付けているのがイレギュラーな汚れにすぐに対応すること。
床やトイレの汚れ、ゴミのポイ捨てなんかはいつ汚れるかわかりません。汚れたらすぐに対応できるよう、通常の清掃の他に、
・巡回スタッフが汚れをチェック。
・汚れている個所を発見したらセンターへ連絡→清掃員に連絡。
・汚れている個所を掃除→担当エリアへ戻る。
という流れを繰り返し、清潔な空港を維持しているのだそうです。
確かに!国籍年齢性別問わず様々な人が出入りする場所は掃除した側から汚れるようなもの。
汚れた側からまた掃除をして清潔を保てば汚しにくくもなりますね。
新津さんは80種類以上の洗剤を駆使してあらゆる汚れを素早く落としているそう。
日本人と海外の人では汚し方も違うのだそうで、日々テストを繰り返し、常に向上するよう努力。
「この汚れは落とせない。」とは言いたくないのだとか。
私は使う人の事を常に考えて清掃をしています。
赤ちゃんが床でハイハイしても大丈夫なほどきれいにしようと心がけていますね。
心を込めないと綺麗に出来ないし、どこまで出来るかを常に考えることがその先の優しさにも繋がります。
目標を持って努力し、どんな仕事でも心を込めて出来る人がプロだと思います。(日刊スゴイ人より
清掃のプロだ。
結婚や子どもは?
空港の清掃員の仕事は夜勤もありかなりハード。その道を極めるため仕事に全力投球していた新津さんは、仕事一筋で独身か?
と思ったらこんな記事が。
「いえいえ! 家のお掃除はね、なんといっても気軽でいいんですよ。私も毎朝、気になるところを“ついでに”掃除するくらいですよ。たとえば出勤前の夫を見送るついでに廊下や手すりをサーッ、トイレに入ったついでに床までサーッ。疲れないこと、続けることが大切なんです」(週刊女性プライムより)
おお。旦那さんがいました。
お子さんはどうやらいないようです。仕事を続けるためには出産は難しいと判断したとか。
それも一つの生き方ですね。
まとめ
最近掃除ができない人と潔癖症の人が取り上げられる番組をよく見ます。私はゴミ屋敷は嫌ですが、掃除も好きではない。
めんどくさいと思いながらも仕方なく掃除していました。だから決して部屋は綺麗ではない。
でも、ピカピカにできなくても、プロではなくても何事も「心をこめる」ことは大事かなと思いました。
モチベーションが違うとやる気も変わだろうし。それで自分の空間が綺麗になれば一石二鳥ですね。
その道を極めることは、生半可な気持ちではできないし、知識と努力は半端じゃないですよね。
新津さんはそれらを誇示することなく、自然体でやってのける凄い人でした。
世の中いろんな種類の凄い人がいるので興味があったらこちらも見てください。
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