佐々木翔(バドミントン)の経歴プロフ!世界ランキングや使ってるラケットは?
こんにちは。やーまんです。
唯一ロンドン五輪から2大会連続でリオ五輪にも出場することになった佐々木翔さん。一時は引退表明をしたのですが、賭博問題で代表を外された桃田賢斗選手に代わっての出場となります。
彼はどのような選手なのでしょう。日本にメダルの可能性はあるのでしょうか。
Contents
プロフィール
佐々木翔(ささき しょう)
生年月日 1982年6月30日(33歳)
出身地 北海道北斗市
出身校 関東第一高校、東京富士短期大学
身長 171㎝
体重 74㎏
血液型 O型
利き腕 左
所属 トナミ運輸
優秀な少年期
小学1年生の時、バドミントンを始めます。
佐々木翔さんの父、敬悦(けいえつ)さんはスキーのインストラクターの仕事をしていたため、オフシーズンの体力強化を目的に始めたそうです。
小学2年生でバドミントンに専念。ジュニア時代から各年代で優秀な成績を残します。
最初は上級生に負け続けて悔しい思いを経験していたため、勝てるようになっても決して天狗になることはなかったそうです。
中学の時、全国大会シングルスで準優勝し、地元北海道の大学で当時トップだった函館大学の練習に参加していました。
高校時代は佐藤翔治選手とのコンビで各主要タイトルを総ナメにして黄金時代を築きます。
そして短大卒業後、MMGアローズから北部銀行へ。
挫折
2008年の北京五輪を目指していた2006年の全日本総合選手権。
事実上の代表選考会だったこの大会で、優勝候補の一角にいた佐々木選手は当時高校2年生だった田児賢一選手に初戦で敗れるのです。
これによりナショナルチームのメンバーから外れ、国際大会で世界ランキングポイントを稼ぐものの北京五輪代表を逃してしまいます。
肉体改造でロンドン五輪代表へ
幼少期からトップで活躍し、五輪代表も有力視されていた中での挫折。
2008年の北京五輪の翌年、2009年トナミ運輸の実業団チームに移籍します。
その頃バドミントン界では珍しかったという肉体改造に取り組みます。
佐々木選手の武器は左腕からの初速300キロの超スマッシュ。俊敏なフットワークで相手のショットを粘り強く拾い上げ、チャンスには左から高速スマッシュを決める。
外国人選手に対抗するパワーを鍛え、2011年国際大会で目覚ましい成果を見せ、男子シングルスとしては当時過去最高の世界ランキング6位となります。
2012年、ロンドン五輪日本代表として男子シングルスに出場。
準々決勝で中国の林丹に敗れましたが、日本選手初のベスト8進出を決める快挙を成し遂げます。
オリンピックを目指し、オリンピックに自分のピークを持ってくるというのはプロ中のプロだと思います。
人は挫折を知ってより強く、大きくなるとは本当なんだなと思わされるエピソードですね。
ロンドン五輪を終えた佐々木選手はフィジカル重視のスタイルから緩急の変化をつける技を磨き、4年後のリオ五輪を目指します。
でもバドミントンの世界ではベテランとされる30歳を超え、急成長を遂げる若手選手の追い上げを受けます。
それが桃田賢斗選手。桃田選手の出現により、佐々木選手は今年3月「今年で終わり。五輪に行ければそこまでだし、行けなければその時点で終わる。」
と引退を語っていました。
桃田賢斗選手
出典:yahoo.co.jp
桃田賢斗(21歳)
香川県出身。身長175㎝。左利き。小学生の頃からバドミントン選手としての頭角を表し、高校時代には世界ジュニア選手権男子シングルス準決勝進出。
バドミントン界ではオリンピックや世界選手権に次ぐ最高峰の大会、BWFスーパーシリーズ(2014)の男子シングルスで日本人初の優勝、世界選手権でのメダル獲得を達成し、世界ランク2位にまでなった超期待の新人にしてオリンピックのメダリスト最有力候補。
若いから髪もふさふさです。
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圧倒的な強さで日本のトップに立った若手選手の登場により、佐々木選手にとって一つしかない五輪出場権の獲得は絶望的でした。
しかし今年4月、桃田賢斗選手と田児賢一選手の違法カジノ店での賭博行為が発覚。桃田選手は賭博行為を認め謝罪するも日本代表メンバーから外され、無期限の競技会出場停止。世界ランキングから抹消されてしまうのです。
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引退表明からのリオ五輪
世界ランクは?
佐々木翔選手の世界ランキングは3月までは19位でしたが現時点では27位。
3月に引退を表明し、6月には所属先と進退について話し合う予定だったという佐々木選手でしたが、世界ランク2位の桃田選手がランキングから抹消されたことにより、日本人で1位になり、リオ五輪の出場権を獲得しました。
つまり桃田選手の代わり。繰り上がり出場です。
佐々木選手は「桃田選手や桃田選手を支える家族と関係者の思いも背負ってコートに立たなければならない」と神妙な面持ちで語ったそうです。
お気づきですか?
かつて有力視されていた北京五輪代表を外れるきっかけとなった負け試合の相手が当時高校生だった田児賢一選手。
そして諦めていたリオ五輪代表権を獲得するに至った原因が桃田賢斗選手。
繋がっていないようで繋がっているんですね。
それにしても世界ランク2位と27位では実力差が大きすぎるような。さすがにメダルは難しいでしょうが、気迫溢れる良い戦いを期待したいですね。
ところで佐々木選手の使うラケットはどこのメーカーなのでしょう。
使ってるラケットは?
私は全然バドミントンに詳しくないのですが、佐々木選手の使うラケットはどうやらWilson(ウィルソン)というメーカーの物です。
ヨネックスに次ぐと言われる大手メーカーです。
出典:楽天市場
WILSON ウィルソン RECON レコン PX9000。佐々木翔モデルです。
キャッチフレーズは「柔と剛」
安定感ある速いスマッシュと緩急をつけた柔らかいタッチの両方を求める佐々木選手の為、最大のパワースマッシュと高い操作性能を成し遂げた究極のラケットだそうです。
これを使ったら上手くなれそうな。
結婚は?
佐々木選手は10年ほど前に妻、琴美さん(33歳)と結婚され、5歳と1歳の息子さんがいます。
家族は北海道北斗市に住んでいるそうです。佐々木選手は会社のある富山県に単身赴任中で、海外遠征も多いため家族と過ごす時間は貴重な様子。
佐々木選手は子煩悩で子ども達はパパが大好きだそうです。
出典:http://ameblo.jp
こういうのいいですね。
スポーツ選手のように心身ともに極限まで追い詰める人たちに大切なのはやはり「安心できる場所」ですよね。
奥さんはブログで翔さんがいつもどっしりと構えて心の支えになってくれる、心の広い人だと語っていました。
佐々木選手がバドミントンに専念できるのも、家族の支えがあればこそですよね。
すてき家族だ。
まとめ
バドミントン男子シングルス、リオ五輪代表佐々木翔選手を調べました。
世間を騒がせたあの賭博事件の裏側で、自身の進退を翻弄された選手がいたのだと知りました。
モチベーションを上げるのにはとても苦労したでしょう。でもベテランだからこそ、鍛えられた精神力は若手には無い武器だと思います。
背景を知るとより応援に熱がこもって、観戦が面白くなりますよね。
リオ五輪まであと1か月ちょっと。これからも色んな種目の代表選手に注目していきたいと思います。
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